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英会話上達のヒント

「ニュース記事を読みこなす」④ 英語ニュースの全体の構成要素

英語のニュースの構造

 

 

英語の勉強を兼ねて「英字新聞やオンライン上で英語ニュース記事を読んでみたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。

英字新聞には、「ニュース」、「社説」、「コラム」、「批評」、「広告」などで成り立っています。新聞社等のウエブサイトも同様です。

そこで今回は英語ニュース記事(以下、英語ニュース)の構成を紹介したいと思います。英語ニュースの構成がわかれば、英語で書かれた記事を読むのがもっと楽しくなりますよ。ちなみに、記事に用いられる英語は「新聞英語 (Newspaper English)」 とも呼ばれています。

また英語ニュースの記事以外にも、特集記事やインタビュー記事、スピーチ記事、スポーツ記事などがあります。それぞれ書き方も記事の呼び方も異なります。

 

英語ニュースの構成

まず英語ニュースの構成は大きく「headline」(見出し)、「Lead」(リード文)、「Body」(本文)の3つで構成されています。

この3つの柱に「ジャンル」や「ニュースソース(情報元)」、「subtitle」(サブタイトル)、「写真」などがつき、構成されています。では順番に説明していきましょう。

・ジャンル名

例えば、アメリカのニュースサイトである「CNN」(https://edition.cnn.com/)を見ると、サイトの上部に「World」「Africa」「America」「Asia」「Australia」「China」「Europe」「India」「Middle East」「United Kingdom」があります。これがジャンル名です。

さらに「America」をクリックすると、「Travel」「Sport」「US politics and the region」などが目につきます。これも「ジャンル名」です。

自分の関心のあるジャンル名を見つける時の参考にしてみてください。

 

・「headline」(見出し)

「headline」は日本語では「見出し」と言われるものです。どんな記事なのかひと目でわかるようになっています。

「headline」は、「特殊な文法」ともいえるお作法があります。詳細はこちらのブログで紹介した「シリーズ「ニュース記事を読みこなす」① ニュース記事の見出しで使われる特殊な英文法」(https://eigochat.jp/blog/?p=2768)を参考にしてください。

 

また見出しの下に副題である「subtitle」(サブタイトル)がある時があります。副題が無い時もあります。

 

「見出し」周辺には情報元として、ニュース記事の配信元が掲載されています。独自取材ではなく、「Reuters」や「AP通信」などの名前を見かけたら、記事が配信されたことになります。

 

・「Lead」(リード文)

本文に入る前に、「Lead」と呼ばれる大体数行の英文があります。日本語では「リード文」と言われます。

「リード文」にはその記事で言いたいこと、重要なことが簡潔に述べられています。このリード文を読めば記事の概略や記事のテーマがわかります。記事の要約でもある「リード文」は「5W(who、where、when、why、what))1H(how)」が組み込まれています。

そして「リード文」の詳細な説明が次の「Body」(本文)となります。

 

・「Body」(本文)

本文は、「導入部分」「いくつかの情報」「まとめ」と分かれることが多いです。「記者/筆者名」が最初に来たり、最後に登場したりします。

「導入部分」はリード文になっていることもありますが、これは記事の概略です。読者の関心を引きつけるような内容になっています。また最初の文章は見出しと同じことが書かれている記事もよく見かけます。

 

ニュース英語は、最初に結論を述べ、次に続く、第2段落、第3段落などで、その根拠となる詳細を述べます。いわゆる「逆ピラミッド型」です。この「逆ピラミッド型」の記事スタイルは1865年頃にアメリカで登場したと言われています。それまでは出来事の発生順に記事が書かれていたとか。

また最初に結論を述べるため、最後のまとめに必ずしも結論がくるということもないようです。もちろん最後にまとめが記入され、書き手の言いたいことが書かれる場合もあります。

 

・写真

記事のトップや合間に写真が入っていることもあります。この写真に説明が書かれていますが、これを「caption(キャプション)」と言います。記事の状況がわかるので、本文を読まなくても写真のキャプションを読むだけでも英語の勉強になります。

 

まとめ

いかがでしたか?

「英語ニュース記事をどこから読んでいいかわからない」、「全部読んでいるうちに何が書かれていたかわからなくなる」、という状況に陥ることも多いと思います。しかし、リード文だけ、または写真のキャプションだけ読むだけでも記事の概要はわかり、英語の勉強にもなります。毎日2〜3行の英文記事を読んで、ぜひ英語力アップにお役立てください。

 

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。

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