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英検2級のレベルと対策

目次
  1. 進学にも役立つ英検2級のレベルと対策
  2. 英検2級の試験内容と問題のレベル
    • 英検2級 一次試験
    • 英検2級 二次試験
  3. 英検2級レベルの勉強法・対策
    • 英検2級レベル 語彙力と直読直解力
    • 英検2級レベル 理由を思いつく力
  4. まとめ

進学にも役立つ英検2級のレベルと対策

 

英検®︎といえば、日本で一番有名な英語資格のひとつで、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と、レベル別に7つの級に分かれています。スコアではなく、合否で結果が決まるため、習熟度を確認するためのマイルストーンとしても利用できる試験です。

 

今回は、英検2級のレベルや効果的な対策方法をご紹介します。

 

目次

英検2級の試験内容と問題のレベル
英検2級 一次試験
リーディング(すべて4択)
ライティング(英作文)
リスニング(3〜4肢選択式)
英検2級 二次試験
英検2級レベルの勉強法・対策
英検2級レベル 語彙力と直読直解力
語彙力
直読直解力
英検2級レベル 理由を思いつく力
理由を思いつく力
まとめ

英検2級の試験内容と問題のレベル

英検2級のレベルは「高校卒業程度」

「社会生活に必要な英語を理解し、使うことができる」ことが求められ、必要語彙数は5,000語程度です。長文で使用される題材も、医療やテクノロジーなどより社会的なトピックが加わります。

 

英検2級は入試での優遇や単位認定、留学や社会人の英語力提示の条件として適用されます。

特に高校生にとっては、「大学入試優遇制度」の一環で、推薦入試の出願資格や英語の試験免除、点数加算に使用することができるため、受験までに必ず取っておきたい級といえます。

平均的な学力を持つ高校3年生であれば、十分に合格を目指すことができます。

また、高校レベルの英語に不安がある大学生や社会人にとっても、TOEICやTOEFLに取り掛かる前の基礎力固めにぴったりの級ですので、ぜひ受験をおすすめします。

 

 

英検2級は一次試験(筆記とリスニング)、二次試験(面接形式のスピーキング)に分かれています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

英検2級 一次試験

 試験時間:筆記(85分)リスニング(約25分)

 

場面:家庭、学校、職場、公共施設、電話、アナウンスなど

話題:食事、旅行、買い物、趣味、天気、道案内、映画、音楽、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど

 

リーディング(すべて4択)

・語句の空所補充(短文・会話文):20問

・長文語句空所補充(説明文):6問

・長文内容一致選択(説明文・Eメール):12問

ライティング(英作文)

指定されたトピックについて英作文(80~100語程度目安)を書く。

Pointsとして3つ程度、書く際に参考となる観点が記載されています。

リスニング(3〜4肢選択式)

・会話の内容の一致選択:15問

・文の内容の一致選択(物語文・説明文):15問

 

英検2級 二次試験

 試験時間:7分

形式面接委員と1対1の個人面接

 

題材:日常生活の話題(留学、スマートフォン、外食、映画祭、コンビニエンスストアなど)

 

・音読(1問)

・パッセージについての質問(1問)

・イラストについての質問(1問)

・受験者自身のことなど(1問)

・受験者自身の意見など(1問)

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英検2級レベルの勉強法・対策

 英検2級に無理なく合格するためには、以下の力が必要になります。

 

語彙力と直読直解力(リーディング・リスニング)

理由を思いつく力(ライティング・スピーキング)

 

それぞれ見ていきましょう。

 

英検2級レベル 語彙力と直読直解力

語彙力

英検2級合格に苦戦する場合、多くの人が大問1の単語補充問題からつまずいています。

大問1の前半10問は、単語の意味がわからなければ解けませんが、知っていれば確実に取れる問題です。また同じ級レベルの単語は、長文やリスニングにも共通するため、単語をしっかり定着させることで、合格確率を底上げすることができます

効率的な覚え方は、単語を20-30個くらいのブロック(単語帳で1日分ずつ分かれている場合はそれを使用)に分け、意味を理解しながら音読するという作業を繰り返し行うことです。

語彙力は、新しい単語に繰り返し触れることで定着します。一気に覚えようとするのではなく、細切れ時間を利用して、1日の中に何度も単語学習時間を入れるようにしましょう。

直読直解力

英検2級の長文問題で、時間がかかりすぎたり、読むのに集中できなかったりと、当てずっぽうに答えを選んでいませんか?

英検3級から2級を目指す、または2級からの受験で長文読解に慣れていない場合、難しく感じたり、分量を多く感じたり、苦手意識を持つ人が多くいます。

特に内容一致問題は、設問と選択肢を先読みしてから本文を読み進めるのに比べて、本文を一度読んで内容を把握してから問題に臨んだ方が、より確実に正解を選ぶことができます。

そのために必要なのが、英文をそのまま理解する直読直解力です。

英文を日本語の順番に訳しながら行ったり来たりするのではなく、意味のまとまりごとに前から理解していきます。

まずは、誰が(何が)・どうした・何を・誰に・・・どこで・いつ

という英語の語順を意識しながら読む癖をつけましょう。

慣れてきたら、接続詞、前置詞、関係代名詞の前、主語が長い場合は動詞の前で英文を区切り、意味のまとまり単位で内容を理解していきます。

英文を読むときにこの癖をつけることで、読むスピードを大幅に上げられるだけでなく、内容を頭に残しておき易くなります。

リスニングにも大変効果的なので、ぜひマスターしてみてくださいね。

 

英検2級レベル 理由を思いつく力

理由を思いつく力

 

英語で意見を述べる際に、重要なのが理由を思いつくことです。

英検2級のライティングとスピーキングでは、自分の意見と理由を述べることが求められます。トピックに対して、賛成か反対かどちらかの立場を選ぶ場合、理由を思いつかずに時間が過ぎてしまうと悩む人が多くいます。これは日本語では、明確な言葉で理由を説明する機会が少ないためです。

理由を思いつく力を養うため、簡単にできる方法をご紹介します。

日常生活の中で、簡単なトピックで自分に意見を求め、その理由を複数上げる練習です。

たとえば、バスで行くか歩きで行くかで迷ったとき、理由を軽く考えてみます。

バスの場合→ はやく行ける 体力的に楽 移動中にゲームができる など

歩きの場合→ 景色が楽しめる 時間が読める 運動になる お金が節約できる など

理由に正当性を求める必要はなく、たくさん思いつくようにします。

意外とこれが難しいですが、色んなトピックで理由を思いつくことを習慣にすれば、英検2級のライティングやスピーキングがぐっと楽になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、英検2級のレベルと対策法をご紹介しました。

英検2級は、特に高校生にとっては受験までに絶対に取っておきたい級であり、

大学生や社会人にとっても、基礎力固めとして最適な級です。

今回ご紹介した対策方法は、英検2級合格にはもちろん、英語力を上げるのに実際に結果がでた効果的な方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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By Eli
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ライターEliのプロフィール
英語力ゼロでアメリカ留学後、独学4ヶ月でTOEIC800越えを達成。大学卒業後は、翻訳、海外事務に従事。現在は英語講師として、幼児から社会人まで、英会話から大学受験までの指導にあたる。TOEIC970。

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