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担当講師  阿部 毅(TOEIC985点)
TOEIC

TOEICの実際の役割と高得点の意味について:TOEIC高得点でも英語が話せない=「意味がない」は妥当か?

TOEIC論争-TOEIC高得点は本当に「英語力」の証明?

TOEICスコアについては、確かに世間には様々な意見が存在します。一部の人々は、900点以上取っても実際には英語を話せない人が多いと指摘していますね。これは一理ある話です。TOEICはあくまで英語のリスニングとリーディング能力を測るテストであり、話すことや実際にコミュニケーションを取る能力を直接は測りません。ですので、高得点を取っても実用的な英語能力が伴っているとは限らないのです。

いずれにしてもスコアは参考にはなる

しかし、英語学習者にとっては、TOEICのスコアアップは学習の成果を客観的に知る手段として有効です。特に初心者や中級者が努力の結果としてスコアが上がることは、モチベーションの向上につながりますし、自分の英語力を定量化することで、次の目標設定に役立ちます。なので、TOEICのスコアアップは肯定的な見方もできるでしょう。

TOEIC LRはそもそも会話力を直接測定していない

それにも関わらず、TOEICがすべての英語能力を測るわけではないのは事実です。実際に英語を使用する場面、例えばビジネスでの会議や日常会話で流暢に話せることは、TOEICでは測られません。990点満点を取っても、それがコミュニケーション能力の全面的な証明にはならないという現実があります。

TOEICを実際の英語力のバロメーターとしてみることもできますし、あるいは、コミュニケーション能力の発展や実践的なスキルに重点を置いてTOEICを批判することもできます。どちらの視点も一面の真実を含んでいるのです。

結局は個人の捉え方の問題か…

重要なのは、TOEICなどのテストが自分にとってどういう意味を持つかを、バランスの取れた視点から見極めることです。言語の習得とは多面的なプロセスであり、テストのスコアだけが全てを決めるわけではありません。専門分野の英語を重視する人もいれば、日常会話のみに焦点を当てる人もいます。結局、目的に応じて学習の方法を変える必要があり、TOEICはその中の一つのツールに過ぎません。

皆さんはどのようにTOEICのスコアを捉えていますか?英語学習における自己評価の手段として、または実用的なスキル測定として、このトピックに関して仲間で意見や体験をシェアしてみると自分にとって意外な発見があるかもしれません。